当研究室に興味を持つ学生の皆さんへ

 私たちは、世界で唯一の装置である走査型非線形誘電率顕微鏡(詳細は研究紹介を御覧下さい)という技術を研究の核にすえてナノテクノロジーを展開し、誘電体・半導体やその他多くの機能性材料の評価やデバイス応用への研究を行なっています。その内容は他には例を見ない学問的・技術的に最先端なものだと自負しています。当研究室に所属している学生さんは、研究自体及び研究生活を通して研究室の仲間と"くんづほぐれつ"活々きと楽しく過ごしてもらっています。研究室のモットーは“よく研究し、よく遊べ”です。
また一番年少の4年生でも、良い研究成果が出たら国際ジャーナルに投稿することは当然で、海外に行って成果発表もしてもらいます。海外の一流の研究者と交流したり、異文化に触れたりすることは若い人の成長に特に重要だと考えています。例えばロンドン、パリ、ワシントンDC、ボストンなどで研究発表の後に一杯やりながら人生を語ったり学問を語ったりできる、そういうチャンスに恵まれた研究室です。(比較的少人数の研究室だからこそ、一人一人に対する丁寧な指導と対外的に活躍するチャンスに恵まれる機会が多いと考えて下さい。)

ではどのような人が誘電ナノデバイス研究室の構成員として適性があるでしょうか?

1.自分の頭で考える人(学校の成績はあまり気にする必要はありません)
2.自然科学の探求に興味のある人
3.新しい(オリジナルな)モノを作りたい人
4.小さい事でも世界の最先端に立ちたい人
5.有意義な研究生活を送りたい人
6.国際学会に参加してみたい人
7.向上心があり素直な人(将来伸びる可能性を秘めた人です)

次にどんな人が誘電ナノデバイス研究室には向いていないでしょうか?

1.流行に流されやすい人
2.権威やブランドに弱い人
3.成績だけが良い人
4.物にさわるのが嫌いな人
5.偏差値の高い大学を卒業すれば将来が約束されていると思っている人
6.物事を斜めに見る人(素直ではない人)

さて当研究室では週一回、研究室内セミナーを行ない全員が一週間の研究成果を発表し皆で知恵を出しながら研究結果について前向きなディスカッションをします。その時間は基本的に全員出席ですが、それ以外に何時から何時まで研究室にいなければならないということはありません。しかしこれは自主性を重んじているためであり、自分の研究には自分で責任をもってやっていって欲しいという願いの現れでもあります。
一緒に楽しく粘り強く研究して行きませんか!!貴重な青春をどう過ごすかで、人生の基礎が決まってしまいます。

例年の4年生の一年間

APRIL

4年生歓迎会
花見

MAY

JUNE

学会投稿
 (例年:応用物理学会)

JULY

院試勉強開始

AUGUST

SEPTEMBER

大学院入試
学会初参加

OCTOBER

芋煮
 (例年:秋保で一泊)

NOVEMBER

電気系駅伝大会

DECEMBER

忘年会(一泊)

JANUARY

新年会

FEBRUARY

MARCH

卒論発表