従来のプローブと媒体を接触させながら記録再生を行う方式では、接触状態での走査による媒体とプローブのダメージが原因で、安定した記録再生が出来ないという問題がありました.そこで、この問題の解決方法として、nc-SNDM法と呼ばれるプローブの高さ制御技術を応用し、記録再生を非接触で行えるシステムの開発を行いました.これにより図のような媒体‐プローブ間の空隙距離をnmオーダーで制御可能となり、プローブの耐久性が向上しました.

 図は非接触状態で書き込まれたドットアレーです.ドメイン間隔50nm、線記録密度にして0.5 Mbit/inchです.

データ記録特性

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